今回は、コンサルティング大手「シグマクシス・ホールディングス(6088)」の2027年3月期 第1四半期決算について、継続チェックの観点から確認していきます。
所長ダル








① 会社概要
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 正式名称 | 株式会社シグマクシス・ホールディングス |
| 証券コード | 6088(東証プライム市場) |
| 設立 | 2008年5月9日 |
| 所在地 | 東京都港区虎ノ門4-1-28 虎ノ門タワーズオフィス9階 |
| 代表者 | 代表取締役社長 太田 寛 |
| 資本金 | 30億円(2026年6月末時点) |
| 事業内容 | グループ会社の事業活動支援・経営管理(持株会社)/子会社:株式会社シグマクシス(コンサルティング) |
| セグメント | 「コンサルティング事業」の単一セグメント |
| 時価総額 | 482億円(かぶたん様、’26/8/21)/483億3,200万円(IRBANK様、’26/8/20) |
| 決算期 | 3月期 |
| 主な株主 | 伊藤忠商事9.93%、インターネットイニシアティブ9.59%、日本マスタートラスト信託銀行9.12%、インテック7.98%(有価証券報告書、’26年3月31日現在) |
出典:2027年3月期1Q決算短信 p8(セグメント情報)、1Q決算補足資料 p17「会社概要」、有価証券報告書、かぶたん様・IRBANK様






② 主要財務指標
当第1四半期実績(2027年3月期1Q)
| 指標 | 2027/3期1Q | 前年同期 | 増減 | 通期予想 | 進捗率 |
|---|---|---|---|---|---|
| 売上高 | 5,612百万円 | 6,242百万円 | ▲10.1% | 25,300百万円 | 22% |
| (子会社影響除く売上高) | (5,612) | (5,879) | (▲5%) | ─ | ─ |
| 営業利益 | 1,228百万円 | 1,618百万円 | ▲24.1% | 6,600百万円 | 19% |
| 経常利益 | 1,296百万円 | 1,727百万円 | ▲25.0% | 6,700百万円 | 19% |
| 経常利益率 | 23.1% | 27.7% | ▲4.6pt | 26.1% | ─ |
| 売上総利益率 | 47.9% | 47.2% | +0.7pt | ─ | ─ |
| 親会社株主帰属純利益 | 882百万円 | 1,116百万円 | ▲20.9% | 4,460百万円 | 20% |
| EPS | 10.85円 | 13.29円 | ▲18.4% | 54.92円 | 19.8% |
| BPS | 160.30円 | ─ | 前期末174.83円 | ─ | ─ |
| 自己資本比率 | 64.1% | 79%(前1Q) | ▲19.5pt(前期末比) | ─ | ─ |
| ROE | ─ | ─ | ─ | 34.28%(予・IRBANK様) | ─ |
| 年間配当 | ─ | ─ | ─ | 26円(据置) | 配当性向47.6% |
出典:2027年3月期1Q決算短信 p1、1Q決算補足資料 p1〜p4、IRBANK様(’26/8/20)、かぶたん様(’26/8/21終値560円)
株価関連(2026年8月20〜21日時点)
| 項目 | 数値 | 出典 |
|---|---|---|
| 株価 | 560円(8/21終値) | かぶたん様 |
| PER(予) | 10.2倍 | かぶたん様 |
| PBR | 3.48〜3.51倍 | かぶたん様・IRBANK様 |
| 配当利回り | 4.63〜4.64% | 同上 |
| みんかぶ様 目標株価 | 768円(買い) | みんかぶ様 |
| みんかぶ様 理論株価 | 1,240.0円(08/20・割安) | みんかぶ様 |
| 証券アナリスト予想 | 650円(08/21・買い、予想人数2人) | みんかぶ様 |
| 個人投資家予想 | 357円(08/06・売り) | みんかぶ様 |
※みんかぶ様の売買予想比率(買い87%/売り13%)は投稿の更新日が特定できないため、本分析では数値を判断材料に用いていません。















③ 継続チェックメモに沿った項目別評価
毎回チェックする基本項目
| 項目 | 判定基準(前回設定) | 今回実績 | 判定 |
|---|---|---|---|
| 売上高 | 実態売上(子会社3社除き)が前年比プラスに転換しているか | 子会社影響除きでも▲5% | × |
| 営業利益 | 前年同期比プラスを維持できているか | ▲24.1% | × |
| 経常利益率 | 25%水準を維持・向上しているか | 23.1%(▲4.6pt) | × |
| 当期純利益 | 旧投資事業の特損が解消され回復しているか | 特損8百万円まで縮小、純利益は減益 | △ |
| EPS | 会社予想水準に向けて回復軌道にあるか | 10.85円・進捗19.8% | △ |
| 営業CF | 配当総額を継続して上回っているか | 四半期CF計算書は未作成(補足資料に参考値+1,008百万円) | ─(構造的) |
| 年間配当予想 | 減配予告・方針変更の言及がないか | 26円据置、修正なし | ○ |
| 配当性向 | 50%水準へ正常化しているか | 予想47.6% | ○ |
営業CFについては、四半期連結キャッシュ・フロー計算書が制度上作成されていません(1Q短信 p8 注記)。2023年11月の金商法改正により2024年4月1日以後開始四半期から四半期報告書が廃止された制度環境下、日本の上場企業では標準的な状態であり、同社固有の開示後退ではないと考えられます。したがって減点材料にはしていません。なお同社は補足資料p5で営業CF+1,008百万円・投資CF▲1,971百万円・財務CF+2,432百万円を任意開示しており、開示姿勢はむしろ手厚い部類と考えられます。
1Qの営業CF1,008百万円は配当金支払2,137百万円を下回っていますが、これは同社が期末一括配当(年1回)で、6月に前期分26円を支払う構造によるものです。1Q単体で比較すること自体に意味が薄く、通期での比較が必要と考えられます。前期は営業CF3,304百万円に対し配当総額2,146百万円(カバー率154%)でした。






基本項目のうち売上高・営業利益・経常利益率が×判定となりましたが、減収の主因は子会社除外と外注活用型大型案件の減少という構造要因で、粗利率はむしろ改善しています。配当予想26円据置、配当性向47.6%は方針内であり、配当の中身に直結する項目は○を維持しています。
注意点①:旧投資事業の承継資産リスク → 大きく後退
| チェック項目 | 結果 | 判定 |
|---|---|---|
| 承継資産の残高はさらに縮小しているか | 約36億円(承継時)→約28億円 | ○ |
| 追加の投資有価証券評価損が計上されていないか | 評価損2百万円のみ(前年同期108百万円) | ◎ |
| 売却益・売却損の規模はコントロールされているか | 売却益19百万円/売却損6百万円 | ○ |
| 特別損失の規模が前期(約6.6億円)より大きくなっていないか | 特別損失合計8百万円 | ◎ |
前期に純利益の足を引っ張った承継資産リスクは、今回明確に後退しました。さらに2026年7月29日、アイ・グリッド・ソリューションズの東証上場に伴う売出しで保有全株(1,750,000株)を売却し、2Qに特別利益528百万円を計上予定です(1Q短信 p9 重要な後発事象)。1株換算で約6.5円のEPS押し上げ要因となる計算です。この論点は注意点①からの降格が妥当と考えられます。
注意点②:CCT社との資本業務提携の進捗 → ①へ格上げ相当
| チェック項目 | 結果 | 判定 |
|---|---|---|
| 持株比率は計画通り進捗しているか | 7/10時点14.79%(2,604,600株)、6/12付で筆頭株主に | ○ |
| 資本業務提携の正式合意・内容の開示があったか | 「現段階では両社間で合意した事実はない」 | × |
| 関連費用・のれん計上の規模は許容範囲か | 投資有価証券として計上、のれんは未発生 | ○ |
| 協業による売上貢献が見えてきたか | 第1四半期に共同提案での案件を獲得 | ○ |
| 業績予想への影響の開示(前回「精査中」)はなされたか | 依然「現在精査中」 | × |
進捗そのものは計画通り以上です。2027年3月末までに持分法適用水準まで議決権比率を引き上げる意向も維持されています(1Q補足資料p8)。一方で、正式な資本業務提携の合意はまだ存在せず、業績影響も4か月連続で「精査中」のままという点は据え置き論点です。そして今回最も重要な変化は、この株式取得の資金を借入で賄ったことです。












新規論点:財務構造の転換(借入による成長投資)
| 項目 | 前期末 | 1Q末 | 変化 |
|---|---|---|---|
| 自己資本比率 | 83.6% | 64.1% | ▲19.5pt |
| 短期借入金 | ─ | 4,100百万円 | +4,100 |
| 1年内返済長期借入金 | ─ | 333百万円 | +333 |
| 長期借入金 | ─ | 666百万円 | +666 |
| 有利子負債合計 | ほぼゼロ | 約5,100百万円 | +5,100 |
| 現金及び預金 | 5,140百万円 | 6,610百万円 | +1,470 |
| 投資有価証券 | 5,974百万円 | 8,414百万円 | +2,440 |
| BPS | 174.83円 | 160.30円 | ▲14.53円 |
出典:1Q決算短信 p4〜p5(四半期連結貸借対照表)、1Q決算補足資料 p4
前回チェックメモで「引き続き良好なら安心できる項目」に置いていた自己資本比率(維持ライン70%以上)と借入金(ほぼゼロ)が、2項目そろって基準を外れました。これは前回のチェックリスト設計時点では想定していなかった変化です。ただし性質の評価は慎重であるべきと考えられます。会社は「成長投資に伴う借入金の増加により自己資本比率が64%となったが、引き続き財務基盤は健全」と説明しています(1Q補足資料p1)。ネットキャッシュは現預金6,610+有価証券200=6,810百万円に対し有利子負債5,100百万円で、約+1,710百万円とまだプラスです。支払利息も1Qで6百万円(前年同期0.1百万円)と、利益規模に対し軽微です。純資産減少(▲1,253百万円)の内訳は、配当2,146百万円+自己株式取得528百万円という株主還元の実行が大きく、損失によるものではありません。












継続ウォッチ:コンサルタント稼働率と採用の質
| チェック項目 | 結果 | 判定 |
|---|---|---|
| コンサルタント数は計画通り増加しているか(目標757名以上) | 6月末738名(前年同期692名、+7%) | ○ |
| 社内人財の稼働率は回復・維持しているか | 稼働率の定量開示なし | ─(構造的) |
| プロジェクト満足度(NSI)は97ポイント以上を維持しているか | 97ポイント(±0pt) | ○ |
| 外注費比率の推移は適正範囲内か | 外注費が前年同期比約50%減、粗利率改善 | ◎ |
| 経験者採用(四半期10名超の確定入社)の進捗はどうか | 1Qに経験者15名・新卒79名入社、2Q以降10名超確定 | ○ |
人的資本の指標はおおむね良好です。新卒79名が入社直後で研修中のため、1Qの利益率低下には「稼働前の人件費先行」という季節性が含まれる可能性があります(1Q短信p2「新卒社員の研修は順調に進んでおり、順次稼働を開始する予定」)。稼働率そのものは同社が定量開示していない項目のため、構造的─として扱い、減点根拠にはしていません。
| 指標 | 2025/3期1Q | 2026/3期1Q | 2027/3期1Q |
|---|---|---|---|
| プロジェクト数 | 311 | 310 | 312(+1%) |
| クライアント数 | 105 | 112 | 124(+11%) |
| 契約あたり売上 | 18.1百万円 | 19.0百万円 | 18.0百万円(▲5%) |
| 上位10社売上高占有率 | 52.4% | 52.4% | 37.1% |
上位10社への依存度が52.4%→37.1%へ大きく低下しました。即座に見直しシグナルに置いていた「主要顧客の大型契約が解約・内製化される」というリスクは、構造的に薄まりつつあると考えられます(1Q補足資料p6)。






株価・バリュエーション
| 項目 | 前回(2026年6月) | 今回(2026年8月20〜21日) |
|---|---|---|
| 株価 | ─ | 560円 |
| PER(予想) | ─ | 10.2倍 |
| PBR | ─ | 3.48〜3.51倍 |
| 配当利回り | ─ | 4.64% |
| みんかぶ様 目標株価 | ─ | 768円 |
信用需給ウォッチ(かぶたん様)
| 日付 | 売り残 | 買い残 | 信用倍率 |
|---|---|---|---|
| 07/17 | 22.9千株 | 1,133.0千株 | 49.48倍 |
| 07/24 | 29.6千株 | 1,169.0千株 | 39.49倍 |
| 07/31 | 35.8千株 | 1,125.3千株 | 31.43倍 |
| 08/07 | 25.8千株 | 1,416.3千株 | 54.90倍 |
| 08/14 | 21.8千株 | 1,242.4千株 | 56.99倍 |
| 需給チェック項目 | 結果 | 判定 |
|---|---|---|
| 信用倍率は低下していないか | 31.43倍(7/31)→56.99倍(8/14)。決算発表(8/4)後に買い残が急増 | × |
| 買い残の発行済株式数比率2%以内か | 1,242.4千株÷86,000千株=1.44% | ○ |
| 買い残と出来高の関係 | 8/21の出来高355,900株に対し買い残は約3.5倍 | × |
| 株価急騰後の買い残急増でないか | 株価は横ばい圏(8/14前後で550〜570円)ながら買い残が増加 | △ |
買い残が厚く売り残が薄い状態では、上値で利益確定売りが出やすく、踏み上げも期待しにくい需給と考えられます。業績が回復しても株価の戻りが鈍る要因になり得ます。






即座に見直しが必要なシグナル(該当チェック)
| シグナル | 判定 |
|---|---|
| 年間配当の減配予告または方針変更 | 該当なし |
| 営業CFが配当総額を2期連続で下回る | 判定は中間・通期まで留保(構造的─) |
| コンサルタント稼働率の複数期連続低下+売上▲15%超 | 売上▲10.1%、稼働率は非開示のため未抵触 |
| CCT社関連ののれん減損10億円超 | のれん未発生 |
| 旧投資事業の追加評価損10億円超 | 評価損2百万円。むしろ2Qに特別利益528百万円 |
| 自己資本比率が60%を下回る | 64.1%。未抵触だが接近(要監視) |
| 主要顧客の大型契約が解約・内製化 | 上位10社占有率52.4%→37.1%と依存度は低下 |
7項目中、実質的に警戒レベルにあるのは自己資本比率の1点です。旧投資事業リスクの後退、顧客依存度の低下など、前回の懸念材料が薄れている項目も複数あり、即座の見直しを要するシグナルは点灯していないと考えられます。
④ 配当継続性スコア(5項目評価)
| 評価項目 | 評価 | 判定根拠 |
|---|---|---|
| 配当の中身 | ○ | 普通配当26円のみ、記念・特別配当なし。1Q時点で修正なし。前期21円→26円の増配実績 |
| 本業の稼ぐ力 | △ | 売上▲10.1%・営業利益▲24.1%・経常利益率▲4.6pt。通期は増収増益予想だが進捗19% |
| 財務の健全性 | △ | 自己資本比率83.6%→64.1%、有利子負債ゼロ→約51億円。ネットキャッシュ+17億円でプラス維持 |
| 配当の原資 | ─(構造的) | 四半期連結CF計算書は制度上未作成。参考値の営業CF+1,008百万円は判定根拠に用いない |
| 経営方針の透明性 | ○ | 配当性向50%・ROE35%(2030年3月期)を明示。IR面談206件、CF任意開示、CCT進捗の定量開示 |
A-→B+(格下げ)
実体を伴う△が2項目(本業の稼ぐ力・財務の健全性)確認されたため、1ノッチ引き下げます。本業の△は、減収減益の主因が「子会社除外」と「外注活用型大型案件の減少」という構造要因であり、粗利率はむしろ改善しています。しかし通期予想が増収増益(売上+6.2%・営業+8.8%)であるのに対し1Q進捗が19%にとどまる以上、「想定通り」とは言えないと考えられます。財務の△は、性質は「悪化」ではなく「意図的なレバレッジ活用」ですが、チェックリストで設定した維持ライン(自己資本比率70%以上・有利子負債の大幅増加なし)を実際に割り込んだ以上、△を付けないわけにはいかないと考えられます。
配当そのものへの脅威は限定的です。配当性向47.6%は方針50%の内側、現預金66億円、2Qに特別利益5.28億円が控えます。したがってB+より下には落としていません。
本スコアは未検証項目を含む暫定判定です。「配当の原資」は制度上1Qでは検証できない構造的─であり、減点材料にはしていません。配当の原資を実体で検証できるのは中間(半期報告書)と通期の年2回です。次回中間決算では、最初に中間連結CF計算書の有無を確認したい点です。
次回、以下が確認できればA-復帰を検討する条件と考えられます。①中間営業CFが2,146百万円(前期配当総額)を上回ること、②中間の経常利益進捗が45%以上(約3,015百万円以上)かつ経常利益率25%以上への回復、③自己資本比率が60%を下回っていないこと、④CCT関連の業績影響が開示され、のれん減損等のマイナス要因が生じていないこと。
クリックして評価ランクの説明を見る
S:非常に優れている/A:優れている/A-:Aの要件を満たすがBに近い注意点がある/B+:Bの要件を満たしAに近い水準にある/B:良好/B-:Bの要件を満たすがCに近い注意点がある/C+:Cの要件を満たしBに近い水準にある/C:やや懸念がある/C-:Cの要件を満たすがDに近い注意点がある/D:懸念が大きい/E:重大な懸念がある
※評価体系をS/A/A-/B+/B/B-/C+/C/C-/D/Eの11段階に変更しました。旧5段階(S/A/B/C/D)のA・B・C・Dの間にそれぞれ「+(プラス)-(マイナス)」ランクを新設しています。これは、同一ランク内でも「条件が揃えば上のランクに相当する」銘柄と「下のランクに近い懸念がある」銘柄を区別するためです。たとえばB-は「Bの要件は満たすが、Cに近い注意点を抱えている」状態を示します。
⑤ 適正株価試算(普通配当逆算法)
前提:現在株価560円(’26/8/21終値)、予想配当26円、現在利回り4.64%、予想EPS54.92円。2014年以降のPBRレンジは1.78〜13.73倍(IRBANK様)と広く、単純な過去レンジ比較は機能しにくい銘柄と考えられます。
シナリオ別試算
| シナリオ | 想定配当額 | 想定利回り | 適正株価(計算式) | 適正株価 | 現株価比 |
|---|---|---|---|---|---|
| 強気 | 30円(CCT持分法適用実現+利益貢献。2030年ありたい姿(経常150億円)への軌道でEPS60円超、配当性向50%適用) | 4.0% | 30÷0.040 | 約750円 | +33.9% |
| 中立 | 26円(会社予想配当をそのまま採用。通期予想(EPS54.92円)達成、市場評価が平均的水準へ復帰) | 4.3% | 26÷0.043 | 約605円 | +8.0% |
| 保守的 | 26円(増配なし・現状利回り維持) | 4.64% | 26÷0.0464 | 約560円 | ±0% |
| 弱気 | 22円(下記条件成立時) | 5.0% | 22÷0.050 | 約440円 | ▲21.4% |
弱気シナリオ:「方針を曲げざるを得ない前提条件」
配当性向50%方針は維持されるが、分母となる利益が縮むことで配当額が下がるケースです。①外注活用型大型案件の減少が下期も続き通期売上が予想比▲8%程度、②新卒79名の稼働遅れと販管費増で経常利益率が20%を割り込む、③CCT株の追加取得で借入がさらに増え支払利息が増加——といった組み合わせで通期純利益が予想比▲20%(約35.7億円、EPS約44円)となる場合、配当性向50%適用で22円という計算になります。この場合、財務リスク意識から要求利回りも5.0%程度へ上昇すると考えられます。
BPS×適正PBR倍率(2点セット確認)
BPS:160.30円(2027年3月期1Q末、IRBANK様)
| PBR倍率 | 適正株価(計算式) | 位置づけ |
|---|---|---|
| 3.0倍 | 160.30×3.0 = 481円 | 保守的評価 |
| 3.5倍 | 160.30×3.5 = 561円 | 現状水準(実績3.48〜3.51倍) |
| 4.0倍 | 160.30×4.0 = 641円 | 強気評価 |
2014年以降のPBRレンジは1.78〜13.73倍(IRBANK様)と極めて広く、単純な過去レンジ比較は機能しにくい銘柄です。なお、BPSは前期末174.83円から160.30円へ約8%低下しています。配当2,146百万円と自己株式取得528百万円という還元実行、およびCCT株取得に伴う資産構成変化が主因で、PBRは分母縮小によって「自動的に上がる」点に注意が必要と考えられます。
配当逆算法(440〜750円)とBPS×PBR法(481〜641円)の重なるレンジは約480〜640円です。現株価560円はこのレンジのほぼ中央に位置しており、極端な割安とも割高とも言いにくい水準と考えられます。















全シナリオが崩れる条件
- 配当性向50%目標そのものの撤回・引き下げ(現時点で兆候なし)
- CCT社の持分法適用後、のれんまたは持分法投資評価で10億円超の減損が発生した場合
- 自己資本比率が60%を下回り、格付・借入条件に影響が及んだ場合
- 通期業績予想の下方修正(1Q時点では修正なし)
- コンサルタント数の純減、またはNSIの90pt割れ(人的資本モデルの毀損)
- 主要顧客の内製化・AI代替が想定を超えて進み、契約あたり売上の低下が加速した場合
まとめ



























免責事項
本記事はAI(Claude/Anthropic社)を活用して作成したコンテンツです。情報の正確性・完全性を保証するものではなく、記載内容に誤りが含まれる可能性があります。
本記事は特定の有価証券への投資を推奨するものではありません。投資判断はご自身の責任において行ってください。株式投資には価格変動リスクがあり、元本が保証されるものではありません。
本記事に記載されている将来予測・試算・適正株価に関する記述は、あくまで参考情報であり、実際の将来の業績・株価・配当を保証するものではありません。
本記事で参照しているみんかぶ様・IRBANK様・かぶたん様などの第三者提供データについて、当ラボはその正確性・完全性について責任を負いません。最新情報は各社の公式サイトおよび企業のIR情報をご確認ください。
本記事は税務・法務上のアドバイスを提供するものではありません。税金・法律に関するご判断は、税理士・弁護士などの専門家にご相談ください。
本記事における業界慣行への言及は、一般的な注意喚起を目的としたものであり、特定の企業の商品・営業活動を批判するものではありません。
情報基準日:2026年8月21日
本記事に登場する「車野蔵人(くるまの くろうど)」は、AIが生成した架空のキャラクターです。実在する人物・アナリストとは一切関係ありません。
© 高配当株研究所 ※本記事はAIによる分析を含みます。投資推奨ではありません。






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