会社概要
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 正式名称 | 株式会社 淺沼組 |
| 証券コード | 1852(東証プライム) |
| 創業 | 1896年(明治29年) |
| 本社 | 大阪市 |
| 主な事業 | 総合建設業(建築・土木)、メンテナンス・不動産、海外建設 |
| 時価総額 | 約648〜655億円 |
| 決算期 | 3月期 |
主要財務指標一覧
※数値の出典:決算短信 p.1、決算補足資料 p.1
| 指標 | 2026年3月期 | 2025年3月期 | 前期比 |
|---|---|---|---|
| 売上高 | 1,752億94百万円 | 1,670億5百万円 | +5.0% |
| 営業利益 | 72億11百万円 | 68億67百万円 | +5.0% |
| 経常利益 | 70億48百万円 | 65億45百万円 | +7.7% |
| 純利益 | 51億81百万円 | 46億92百万円 | +10.4% |
| EPS | 64.24円 | 58.21円 | +10.3% |
| BPS | 616.39円 | 567.04円 | +8.7% |
| ROE | 10.9% | 10.1% | +0.8P |
| 自己資本比率 | 42.1% | 39.7% | +2.4P |
| 年間配当 | 45円 | 41円 | +4円 |
| 配当性向 | 70.0% | 70.4% | △0.4P |
| 営業CF | 184億14百万円 | 51億84百万円 | 大幅改善 |
| 配当金総額 | 36億32百万円 | 33億4百万円 | — |
EPS推移と配当の関係
高配当株の「落とし穴」とEPSの関係
所長ダル








出典:IRBANK様、決算短信 p.1、決算補足資料 p.4
※2024年8月1日に1→5株の株式分割実施。全数値は分割後換算済み。
| 決算期 | EPS(円) | 1株配当(円) | 配当性向(%) | 備考 |
|---|---|---|---|---|
| 2019年3月期 | 50.48 | 30.30 | 約60% | 分割調整後 |
| 2020年3月期 | 53.34 | 21.60 | 40.5% | 分割調整後 |
| 2021年3月期 | 51.35 | 25.70 | 50.0% | 分割調整後 |
| 2022年3月期 | 46.46 | 36.30 | 78.1% | 分割調整後・業績変動で一時高止まり |
| 2023年3月期 | 52.09 | 38.20 | 73.3% | 分割調整後 |
| 2024年3月期 | 57.95 | 40.60 | 70.0% | 分割調整後・中期計画70%方針明文化 |
| 2025年3月期 | 58.21 | 41.00 | 70.4% | 中間配当制度導入(15円) |
| 2026年3月期 | 64.24 | 45.00 | 70.0% | 中間16円+期末29円 |
| 2027年3月期(予想) | 64.22 | 45.00 | 70.1% | 中間17円+期末28円(会社予想) |
このEPS推移から何が言えるか












所長×アナリスト対談
テーマ① 営業CFが前期比で約3.5倍に急増!その理由と配当安全度への意味












テーマ② 繰越工事高2,406億円の意味——売上の「見えにくい安全網」












テーマ③ 配当性向70%という「約束」——中期計画コミットとその重み












テーマ④ 関西発の中堅ゼネコンが海外に踏み出す——シンガポール戦略とM&Aリスク












テーマ⑤ 「選別受注」という経営判断——利益率重視シフトの実態












補足:アクティビスト・大株主構成について









補足:個別の受取配当金急増について









配当継続性スコア
S:全項目良好。配当継続性について特段の懸念なし
A:ほぼ良好。軽微な注意点あり
A-〜B+:おおむね良好だが、上位と下位の境界付近にある銘柄
B:概ね良好だが注意点あり。モニタリングが必要
B-〜C+:BとCの境界付近。注意点が複数ある
C:注意点が多い。投資前の慎重な検討が必要
C-:CとDの境界付近。リスクが高まっている状態
D:要注意。配当リスクが高い
E:配当継続が極めて困難な状態
※2026年5月より評価体系をS/A/A-/B/B-/C/C-/D/Eの9段階に変更しました。旧5段階(S/A/B/C/D)のA・B・C・Dの間にそれぞれ「-(マイナス)」ランクを新設しています。これは、同一ランク内でも「条件が揃えば上のランクに相当する」銘柄と「下のランクに近い懸念がある」銘柄を区別するためです。たとえばB-は「Bの要件は満たすが、Cに近い注意点を抱えている」状態を示します。
(スコアバー画像をここに挿入)
| 評価項目 | 評価 | コメント |
|---|---|---|
| ①配当の中身(普通配当か・継続性) | ○ | 全額普通配当。中間配当制度導入済み。記念配当なし。中期計画に配当性向70%以上を明文化。 |
| ②本業の稼ぐ力 | ○ | 売上・利益とも増収増益。完成工事利益率10.8%に向上。選別受注による利益率改善トレンドが継続。 |
| ③財務の健全性 | ○ | 自己資本比率42.1%(決算短信 p.1)。有利子負債は大幅圧縮。継続企業の前提に関する注記なし。 |
| ④配当の原資 | ◎ | 営業CF 184億円が配当総額36億円の5.1倍(決算短信 p.3)。CF的には十分な余裕があると考えられます。 |
| ⑤経営方針の透明性 | ○ | 配当性向70%以上を中期計画に明文化。決算補足資料も詳細で IR情報は充実。 |
| 総合スコア | A- | 財務健全・原資潤沢。配当性向70%の高さ(EPS連動で減配リスクあり)と海外M&A拡大が注意点。条件が揃えばAに相当する水準ですが、配当性向の高さによる減配リスクと海外展開リスクを踏まえA-と判定。 |
ラボ独自考察:適正株価を考えてみた
※AIによる試算であり投資推奨ではありません。あくまで参考情報としてご覧ください。
普通配当逆算法(4シナリオ)
| シナリオ | 想定配当 | 想定利回り | 適正株価 | 現株価比 | 備考・前提条件 |
|---|---|---|---|---|---|
| 強気(EPS成長継続・増配想定) | 50円 | 4.5% | 約1,111円 | +38.4% | EPS成長継続でEPS70円超に到達し増配 |
| 中立(会社予想をそのまま使用) | 45円 | 4.5% | 約1,000円 | +24.5% | 会社の次期予想配当そのまま使用 |
| 保守的(増配なし・現状維持) | 45円 | 5.5% | 約818円 | +1.9% | 増配なし・現状維持 |
| 弱気(業績悪化・EPS急落想定) | 35円 | 5.5% | 約636円 | △20.8% | EPS 50円前後に低下で配当性向70%維持のまま減配 |
資材費・労務費の同時高騰で完成工事利益率が8%台に低下、かつ海外子会社での損失が重なりEPSが50円前後まで下落した場合。配当性向70%方針を維持すれば数学的に35円前後まで減配となります。
BPS×適正PBR倍率(2点セット確認)
| PBR倍率 | 適正株価 | 補足 |
|---|---|---|
| 1.0倍(簿価水準) | 616円 | 解散価値水準 |
| 1.3倍(現状水準) | 801円 | 現株価803円とほぼ一致 |
| 1.5倍(ROE向上達成時) | 925円 | ROE12%超が持続する場合 |
| 2.0倍(ROE12%超期待時) | 1,233円 | 高成長期待シナリオ |
BPS:616.39円(2026年3月期末、決算短信 p.1)。現株価803円はPBR1.30倍水準に相当します。保守的シナリオの適正株価818円とほぼ近似した水準にあり、合理的な下限レンジは約800〜820円程度と考えられます。現株価はこの下限付近に位置しており、業績継続が前提ではあるものの、バリュエーション的には大きく割高ではない水準と考えられます。
全シナリオが崩れる条件(銘柄固有リスク)
建設資材価格(鉄鋼・コンクリ等)の急騰長期化で完成工事利益率が7%台以下に低下
受注済み大型案件(IR・大型倉庫等)で工事損失引当金の大規模計上が発生
海外子会社(Evergreen・T3等)での大型損失または減損
民間設備投資の急激な収縮(景気後退)
配当性向70%方針の撤廃または大幅修正
結論
みんかぶ様のアナリスト目標株価700円(現株価803円を約13%下回る)。市場のコンセンサスは「売り」寄りで、現株価には一定の割高感が織り込まれている可能性があります。IRBANKの各指標との乖離にも留意が必要です。
PBR 1.30倍・PER 12.50倍はゼネコン業種として中程度の評価です。配当利回り5.60%は高水準で、インカム投資家への訴求力は高いと考えられます。一方で目標株価が現株価割れであることは留意点です。保守的シナリオ(818円)と現株価(803円)がほぼ一致しており、現状維持前提では概ねフェアバリュー付近と考えられます。
繰越工事高2,406億円という「見えない安全網」と、営業CFが配当の5倍以上というキャッシュ余力は、長期保有の安心感につながります。中期計画に配当性向70%以上を明文化しており、EPS成長が続けば増配も期待できる構造です。ただし配当性向70%の高さはEPS連動で減配リスクにも直結するため、業績モニタリングは不可欠です。
選別受注による利益率改善トレンドの継続、Evergreen社の好業績継続、IR(統合型リゾート)案件等大型受注の売上計上進捗、潤沢な繰越工事の段階的消化。これらが重なれば2027〜2028年3月期にEPS70円超・配当50円も視野に入ると考えられます。時価総額648〜655億円の小型株でアナリストカバレッジが限定的という点では、掘り起こし甲斐のある銘柄と言えるかもしれません。
まとめ
- 2026年3月期は増収増益・完成工事利益率10.8%に向上。営業CF 184億円が配当総額36億円の5.1倍と、CF面での配当安全度は極めて高い水準です。
- 中期計画に配当性向70%以上を明文化。繰越工事高2,406億円(前期比+26.3%)という受注残は、売上の「見えにくい安全網」として機能しています。
- 配当性向70%はEPS連動のため、業績悪化時には配当も下がる仕組みです。資材費高騰・海外子会社リスク等の外部環境変化には引き続き注意が必要です。
- 現株価803円はPBR1.30倍・みんかぶ様目標株価700円を上回る水準で、保守的シナリオでの適正株価818円とほぼ一致。大きく割安とは言いにくい水準です。
- 「高配当×財務健全性×明確な株主還元方針」は魅力的なセットです。ただしEPS水準の維持と次期中計での配当方針継続を確認しながら保有判断することが重要です。
出典・参照資料一覧
| No. | 資料名 | 備考 |
|---|---|---|
| 1 | 2026年3月期 決算短信〔日本基準〕(連結) | 株式会社 淺沼組 2026年5月公表 |
| 2 | 2026年3月期 決算補足説明資料 | 株式会社 淺沼組 2026年5月公表 |
| 3 | T3 International Pte. Ltd. 子会社化IRリリース | 株式会社 淺沼組 2026年5月公表 |
| 4 | 株価情報・目標株価(みんかぶ様) | 1852 淺沼組 株価情報(2026年5月25日時点) |
| 5 | 株式指標・配当情報・EPS推移(IRBANK様) | 1852 淺沼組 各種財務・配当データ(2026年5月時点) |
| 6 | 半期報告書(2025年9月30日現在) | EDINET より大株主構成を確認 |
免責事項
本記事はAI(Claude/Anthropic社)を活用して作成したコンテンツです。情報の正確性・完全性を保証するものではなく、記載内容に誤りが含まれる可能性があります。
本記事は特定の有価証券への投資を推奨するものではありません。投資判断はご自身の責任において行ってください。株式投資には価格変動リスクがあり、元本が保証されるものではありません。
本記事に記載されている将来予測・試算・適正株価に関する記述は、あくまで参考情報であり、実際の将来の業績・株価・配当を保証するものではありません。
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本記事は税務・法務上のアドバイスを提供するものではありません。税金・法律に関するご判断は、税理士・弁護士などの専門家にご相談ください。
情報基準日:2026年5月25日
本記事に登場する「車野蔵人(くるまの くろうど)」は、AIが生成した架空のキャラクターです。実在する人物・アナリストとは一切関係ありません。
© 高配当株研究所 ※本記事はAIによる分析を含みます。投資推奨ではありません。










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