会社概要
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 正式名称 | 小松ウオール工業株式会社 |
| 証券コード | 7949(東証プライム) |
| 主な事業 | 間仕切製品(可動・固定・移動・ロー間仕切、トイレブース等)の製造・販売・施工 |
| 市場ポジション | オフィス・病院・厚生施設向け間仕切で国内首位級 |
| 時価総額 | 約505億円(2026年5月1日時点) |
| 決算期 | 3月期(非連結) |
| 中期経営計画 | NEXT VISION 2028(2028年3月期ROE8%以上を目標) |
| 特記 | 子会社・関連会社なし・有利子負債ゼロ・国内専業 |
主要財務指標一覧
※ 数値の出典:決算短信P.1、決算補足資料P.4・P.11、IRBANK様
| 指標 | 2025年3月期 | 2026年3月期 | 2027年3月期(予想) |
|---|---|---|---|
| 売上高 | 446億円 | 467億円 | 486億円 |
| 営業利益 | 36億円 | 40億円 | 42億円 |
| 営業利益率 | 8.1% | 8.8% | 8.8% |
| 当期純利益 | 26億円 | 30億円 | 30億円 |
| EPS(1株当たり純利益) | 145円64銭 | 173円32銭 | 173円39銭 |
| BPS(1株当たり純資産) | 2,153円83銭 | 2,229円23銭 | — |
| ROE | 7.0% | 7.9% | 7.77%(予) |
| 自己資本比率 | 80.8% | 80.7% | — |
| 営業CF | 33億27百万円 | 43億85百万円 | — |
| 年間配当(1株当たり) | 65円 | 130円 | 135円 |
| 配当性向 | 44.6% | 75.0% | 約77.9% |
EPS推移と配当の関係
高配当株の「落とし穴」とEPSの関係
所長ダル








EPS推移表(過去実績+今期・来期予想)
出典:IRBANK様、決算短信P.1、決算補足資料P.4・P.11
※2024年10月に1:2の株式分割実施。2025年3月期以前は分割後株数で遡及修正済み。
| 決算期 | EPS(円) | 1株配当(円) | 配当性向(%) | 備考 |
|---|---|---|---|---|
| 2019年3月期 | 111.04 | 35.00 | 31.5% | — |
| 2020年3月期 | 130.78 | 42.50 | 30.4% | — |
| 2021年3月期 | 87.53 | 42.50 | 48.5% | コロナ影響でEPS低下 |
| 2022年3月期 | 66.85 | 42.50 | 63.5% | EPS低水準も無減配を維持 |
| 2023年3月期 | 87.60 | 47.50 | 54.2% | — |
| 2024年3月期 | 149.04 | 62.50 | 41.9% | EPS大幅回復 |
| 2025年3月期 | 145.64 | 65.00 | 44.6% | 分割後遡及修正済 |
| 2026年3月期 | 173.32 | 130.00 | 75.0% | DOE6%方針変更初年度・大幅増配 |
| 2027年3月期(予想) | 173.39 | 135.00 | 約77.9% | 会社予想 |
コロナ禍(2022年3月期)にEPSが66円まで低下した局面でも無減配を維持。2026年3月期にはDOE6%への方針変更を機に配当が65円→130円と前期比2倍に急増しました。配当性向は75〜78%と高水準にあり、大型設備投資期間中のFCFへの影響には注意が必要です。一方、有利子負債ゼロ・自己資本比率80%超という盤石な財務基盤が、この高い配当性向を支えています。
所長×アナリスト対談
テーマ① 配当が1年で倍になった!DOE6%ってどういうこと?












テーマ② なぜ突然、配当を倍にしたのか?東証改革との関係












テーマ③ 間仕切メーカーって何者?意外と身近な会社の話






テーマ④ 自己資本比率80%・無借金は本当にすごいのか?












テーマ⑤ 社長の会社が株を19%持っている!オーナー経営の強みとリスク












テーマ⑥ 20年後も生き残れるか?地味な会社の意外な底力












配当継続性スコア
S(◎5つ):全項目良好 / A(○4〜5つ):ほぼ良好・軽微な注意点あり / B(○3つ前後):概ね良好だが注意点あり / C(○2つ以下または×あり):注意点が多い / D(×2つ以上):要注意・配当リスクが高い
| 評価項目 | 評価 | コメント |
|---|---|---|
| 配当の中身(普通配当か・継続性) | ○ | 100%普通配当。DOE6%目安の方針を明確にコミット。記念配当・特別配当の明示なし(決算補足資料P.13)。 |
| 本業の稼ぐ力 | ○ | 2026年3月期営業利益率8.8%、次期予想も8.8%を維持。受注残204億円が今後1〜2年の売上を下支え。 |
| 財務の健全性 | ◎ | 自己資本比率80.7%・有利子負債ゼロ(決算短信P.1)。子会社・関連会社なし。継続企業の前提に関する注記なし。 |
| 配当の原資(営業CF vs 配当) | △ | 営業CF43億85百万円に対し配当総額は約23億円で約1.9倍のカバレッジ。ただし加賀工場2号棟への大型設備投資(70億円規模)期間中はFCFがマイナスになる見込みで、CF面では一時的な圧迫に注意が必要です。 |
| 経営方針の透明性 | ○ | 中計NEXT VISION 2028でROE目標・DOE方針を数値で明示。株主還元方針の開示も充実しています。 |
| 総合スコア | A- | 財務健全性・本業収益力・DOE方針の明確さは高評価。大型設備投資期間中のFCFマイナスと配当性向の一時的高止まりを考慮してA-。工場竣工後(2027年5月予定)は改善見込み。コロナ禍でEPSが66円まで低下した2022年3月期でも無減配を維持した実績は安心材料です。 |
ラボ独自考察:適正株価を考えてみた
AIによる試算であり投資推奨ではありません。あくまで参考情報としてご覧ください。
評価手法:普通配当逆算法
計算式:想定配当(円)÷ 想定利回り(%)= 適正株価
普通配当:2027年3月期予想135円(DOE6%目安に基づく増配)、特別配当・記念配当の明示なし
現在株価:2,561円(2026年5月7日時点、みんかぶ様)
シナリオ別 適正株価試算
| シナリオ | 想定配当 | 想定利回り | 試算 適正株価 | 現株価比 | 前提条件・備考 |
|---|---|---|---|---|---|
| 強気(EPS成長継続・増配想定) | 145円 | 4.0% | 約3,625円 | +41.5% | EPS成長でDOE6%×BPS拡大。次々期以降の配当水準想定 |
| 中立(会社予想をそのまま使用) | 135円 | 4.5% | 約3,000円 | +17.1% | 2027年3月期の公式予想配当をそのまま使用 |
| 保守的(増配なし・現状維持) | 130円 | 5.0% | 約2,600円 | +1.5% | 増配なし・2026年3月期実績配当の現状維持 |
| 弱気(業績悪化・EPS急落想定) | 104円 | 5.5% | 約1,890円 | ▲26.2% | EPS140円台まで低下+配当性向60%への引き下げを強いられる場合 |
オフィス需要の急失速・資材高騰の長期化でEPSが140円前後まで低下し、新工場の収益寄与も遅れてCFが悪化した場合にDOE方針の維持が困難になると考えられます。
合理的レンジの根拠(2点セット確認)
BPS:2,229円(2026年3月期末、決算短信P.1)
| PBR倍率 | 適正株価 |
|---|---|
| 1.0倍(解散価値水準) | 2,229円 |
| 1.2倍 | 2,675円 |
| 1.37倍(過去最高) | 3,054円 |
| 1.5倍(ROE8%達成前提) | 3,344円 |
現在PBR約1.15〜1.16倍は過去10年レンジ(0.28〜1.37倍)の中位より若干上。ROE目標8%(中計2028年3月期)を達成した場合、PBR1.3〜1.5倍への上昇余地があると考えられます。中立シナリオの適正株価3,000円と比較すると、現在株価2,561円は約14%の割安圏と試算されます。
全シナリオが崩れる条件(銘柄固有リスク)
・都市再開発・オフィスリニューアル需要の急速な失速
・加賀工場2号棟の稼働遅延または想定以上のコスト増
・材料費・人件費の高騰が営業利益率を6%台以下まで押し下げるケース
・DOE方針の撤廃または大幅な下方修正
・固定間仕切の受注不振が長期化し、全体の受注残が大きく減少するケース
・少子化・テレワーク定着による国内建設需要の構造的縮小が想定より早期に顕在化するケース
結論ボックス
みんかぶ様の目標株価4,920円に対し現在株価2,561円。乖離率は+92%と大きく、市場の強気評価が高い状況です。ただしアナリストカバレッジ対象外のため参考値として捉えるのが適切でしょう。
PBR1.16倍は過去10年レンジ(0.28〜1.37倍)の中位〜上位水準。配当利回り5.27%はJ-REITや他の高配当株と比較しても魅力的な水準です。中立シナリオの適正株価3,000円から見れば、現在株価2,561円は約14%の割安圏と試算されます。
有利子負債ゼロ・自己資本比率80%超・国内No.1の競争ポジション・DOE6%の明確な方針・オーナー経営による安定株主構造という5点が揃っており、長期保有の安心材料は厚い状況です。コロナ禍でも無減配を維持した実績も評価できます。配当生活・FIRE志向の投資家のポートフォリオの「柱」として機能しやすい銘柄と考えられます。
首都圏都市再開発は2030年代まで続く見通しで需要の持続性が期待できること、移動間仕切の受注残が前期比25%増と急増していること、受注残204億円が今後1〜2年の売上を下支えすること、新工場稼働による生産キャパ拡大が増収の天井を引き上げる可能性があること、の4点が根拠です。
「退屈だけど、それが強み」という銘柄の典型です。20年後も間仕切りだけを作っているかはわかりませんが、20年後も何かを作って配当を払っている可能性はかなり高い会社です。東証のPBR改善要請という外圧がなければ利回り3%弱のまま高配当銘柄として注目されることもなかったという意味で、ある種の「掘り出し物」的な出会いをした銘柄とも言えます。
まとめ
- 2026年3月期はDOE6%への方針変更を機に配当が65円→130円と前期比2倍に急増。次期135円予想は利回り約5.27%となります。
- 有利子負債ゼロ・自己資本比率80.7%・子会社なしのシンプル構造。コロナ禍でEPSが66円まで低下した2022年3月期でも無減配を維持した実績は安心材料です。
- 中計NEXT VISION 2028でROE8%以上・DOE6%目安を数値コミット。オーナー経営(社長の資産管理会社が筆頭株主19.29%)による安定株主構造と方針の透明性は評価できます。
- 加賀工場2号棟(70億円規模)への大型設備投資期間中はFCFがマイナスになる見込みで配当性向も75〜78%と高水準。業績モニタリングが不可欠です。竣工後(2027年5月予定)の改善に期待。
- 「高配当×財務健全性×DOEコミット×オーナー経営」は魅力的なセットです。少子化・テレワーク定着による長期需要縮小リスクを念頭に置きつつ、受注残・営業利益率の推移と次期中計での配当方針継続を確認しながら保有判断することが重要です。
出典・参照資料一覧
| No. | 資料名 | 備考 |
|---|---|---|
| 1 | 2026年3月期 決算短信〔日本基準〕(非連結) | 小松ウオール工業株式会社 2026年5月公表 |
| 2 | 2026年3月期 決算補足資料 | 小松ウオール工業株式会社 2026年5月公表 |
| 3 | 株価情報・目標株価(みんかぶ様) | 7949 小松ウオール工業 株価情報(2026年5月7日時点) |
| 4 | 株式指標・配当情報・配当履歴・EPS推移(IRBANK様) | 7949 小松ウオール工業 各種財務・配当データ |
| 5 | EDINET提出書類(半期報告書・KANO株式会社変更報告書) | 2025年9月30日現在 |
免責事項
本記事はAI(Claude/Anthropic社)を活用して作成したコンテンツです。情報の正確性・完全性を保証するものではなく、記載内容に誤りが含まれる可能性があります。
本記事は特定の有価証券への投資を推奨するものではありません。投資判断はご自身の責任において行ってください。株式投資には価格変動リスクがあり、元本が保証されるものではありません。
本記事に記載されている将来予測・試算・適正株価に関する記述は、あくまで参考情報であり、実際の将来の業績・株価・配当を保証するものではありません。
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本記事は税務・法務上のアドバイスを提供するものではありません。税金・法律に関するご判断は、税理士・弁護士などの専門家にご相談ください。
情報基準日:2026年5月7日
本記事に登場する「車野蔵人(くるまの くろうど)」は、AIが生成した架空のキャラクターです。実在する人物・アナリストとは一切関係ありません。
© 高配当株研究所 ※本記事はAIによる分析を含みます。投資推奨ではありません。










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