「ファンディーノって怪しくないの?」未上場株に少額投資できる株式型クラウドファンディングのリスクを正直に整理します

「IPO前のベンチャー企業に、10万円から投資できる」——

そんなキャッチコピーで、TVのCMでも目にしたことがある方もいらっしゃるかもしれません。
株式投資型クラウドファンディングの「FUNDINNO(ファンディーノ)」です。

「怪しくないの?」「リスクはどのくらい?」「高配当投資とは何が違うの?」

今回は、ファンディーノという仕組みとリスクについて、高配当研究所が初心者の方向けに正直にポイントを整理しました。

※本記事はファンディーノを推奨するものではありません。仕組みとリスクの理解を目的とした解説記事です。

公式サイト:https://fundinno.com/


【Q1】そもそもファンディーノって何者?怪しい会社じゃないの?

所長ダル
CMで見かけたことがあって気になってたんですが、未上場株に投資できるって、なんか怪しい感じがしてしまって……。実際のところ、どういう会社なんでしょうか?
車野アナリスト
気になりますよね。結論からいうと、ファンディーノという会社自体は「怪しい」ものではありません。

株式会社FUNDINNOは2015年にサービスを開始した、日本初の株式投資型クラウドファンディングサービスです。累計投資額は約200億円、ユーザー数は約16万人(同社公式サイト、2025年5月末時点)にのぼります。国内ECFシェアNo.1と公表しており、実績という面では業界内で最大手の位置づけといえます。

また、重要なポイントとして、ファンディーノは金融庁が定める「第一種少額電子募集取扱業者」として登録された金融商品取引業者です。インターネットで誰でも作れるような野良サービスではなく、法規制のもとで動く正規の金融事業者です。

さらに、2025年12月には運営会社の株式会社FUNDINNO自身が東京証券取引所グロース市場に上場(証券コード:462A)しています。上場審査を通過しているという意味でも、会社としての信頼性は一定レベルあると考えられます。

所長ダル
なるほど。会社そのものはちゃんとした金融事業者なんですね。
車野アナリスト
そうです。「会社・サービスが怪しい」という話ではありません。問題は「投資先のリスク」の話です。そちらは次から正直にお話しします。

【Q2】仕組みを教えてください。どうやって儲けるの?

所長ダル
そもそもどういう仕組みなんですか?1口10万円で何を買うんでしょう?
車野アナリスト
ファンディーノは「株式投資型クラウドファンディング(ECF)」と呼ばれる仕組みです。

簡単に言うと、IPO(株式上場)を目指しているベンチャー企業が「資金調達したい」とファンディーノ上で案件を公開し、そこに個人投資家が1口10万円程度から出資できる、というサービスです。

投資家が受け取るのは、その企業の「未上場株式」です。

では、どこで利益が出るかというと、基本的には「イグジット(出口)」時です。具体的には次のようなケースが想定されます。

・企業がIPOを果たし、上場後に株式を売却する
・企業がM&Aで買収され、株式が換金される
・ファンディーノマーケット(同社の株式セカンダリー市場)で他の投資家に売却する

つまり、高配当株のように「毎月・毎年の配当」を受け取るわけではありません。基本的には数年後の「値上がり益(キャピタルゲイン)」を狙う投資です。ここは高配当投資とは根本的に性質が異なります。

所長ダル
配当はもらえないんですね。
車野アナリスト
はい。主たる利益の源泉はあくまでイグジット時のキャピタルゲインです。投資した企業が配当を払うかどうかはその企業次第ですが、成長段階のベンチャー企業が配当を支払うケースは一般的には稀と考えられます。インカムゲイン(配当収入)を重視する高配当投資家の方にとっては、役割が根本的に異なる投資手段といえます。

【Q3】リスクは実際どのくらい?正直に教えてください

所長ダル
ここが一番聞きたいところです。実際どのくらいリスクがあるんでしょうか?
車野アナリスト
正直にお伝えします。ファンディーノへの投資は、一般的な株式投資やインデックス投資、さらには他のクラウドファンディング(不動産型・貸付型)と比べても、かなりリスクが高い部類に入ります。主なリスクを整理するとこのようになります。

▼ リスク①:元本がゼロになる可能性がある
ファンディーノで過去に資金調達した企業のうち、一部の投資先企業が倒産・廃業しているケースもあるようです。投資した企業が倒産すれば、出資額は基本的に戻ってきません。これはどのベンチャー投資にも共通するリスクです。
プロのエンジェル投資家の世界では、投資先の多くが失敗してもごく一部の成功案件でリターンを取り返す、いわゆる『ホームラン型』の投資と言われています。それほどハイリスク・ハイリターンな部類の投資です。

▼ リスク②:途中で換金しにくい(流動性リスク)
未上場株は、株式市場のように「売りたいときにすぐ売れる」ものではありません。基本的にはIPOやM&Aなどのイグジットを待つ必要があります。ファンディーノには「ファンディーノマーケット」という投資家同士の株式売買市場がありますが、買い手が必ずいるわけではなく、希望どおりに売却できる保証はありません。資金が数年単位で「動かせない状態」になる可能性があります。

▼ リスク③:配当がほぼない
前の質問でも触れましたが、成長途中のベンチャー企業が配当を支払うことは少なく、インカムゲインを期待しにくい投資です。

▼ リスク④:情報の非対称性がある
上場企業は決算短信や有価証券報告書など豊富な財務情報が公開されていますが、未上場のベンチャー企業は情報量が限られています。投資判断に必要な情報を十分に得られない場合があります。

▼ リスク⑤:1案件あたりの投資上限がある
金融商品取引法の規制により、投資家1人が1案件に投資できる金額は50万円以下とされています。これはリスク分散という意味では一定の歯止めですが、大きなリターンを狙いにくい面でもあります。

所長ダル
かなりリスクが高いんですね……。
車野アナリスト
率直に言えば、そうです。ただし、だからこそリターンの期待値も高い、というのがベンチャー投資の性質です。ハイリスク・ハイリターンという言葉が最も当てはまる投資手段のひとつといえるかもしれません。

【Q4】エンジェル税制って何ですか?節税になると聞きましたが

所長ダル
「エンジェル税制」という言葉を見かけました。節税になると書いてあったんですが、どういう仕組みなんでしょう?
車野アナリスト
エンジェル税制は、国がベンチャー投資を促進するために設けている税制優遇制度です。ファンディーノの案件の中にはこの税制が適用される案件もあります。

簡単に言えば、「投資時」と「売却時」のそれぞれに税制上のメリットが受けられる制度で、AとBの2種類があります。

・優遇措置A:投資額をほかの所得から差し引ける(所得控除)
・優遇措置B:投資額をその年の株式売却益と相殺できる(損益通算の特例)

また、株式を売却して利益が出た場合に、その利益を一定期間「繰り延べ」られる仕組みもあります。

ただし、エンジェル税制の適用にはさまざまな要件があり、すべての案件・すべての投資家に当てはまるわけではありません。詳細は税理士や専門家にご確認いただくことをお勧めします。本記事は税務上のアドバイスを提供するものではありません。

所長ダル
節税メリットがあるから、リスクを取ってまで投資する価値があると考える方もいるんですね。
車野アナリスト
そうですね。エンジェル税制があることで、リスクをある程度”見かけ上”軽減できる構造にはなっています。ただし、節税効果と投資リスクは別の話です。税メリットがあっても、投資先の企業が倒産すれば損失は損失です。節税に目を向けすぎて投資本来のリスク判断が甘くなるケースには注意が必要と考えられます。

【Q5】高配当株投資家から見ると、ファンディーノはどう映りますか?

所長ダル
私たち高配当研究所の読者には、配当収入を積み上げたい方が多いと思います。そういう方からすると、ファンディーノはどう映りますか?
車野アナリスト
正直に申し上げると、「相性が良い」とは言いにくい投資手段だと思います。

高配当投資の魅力は「保有し続けることで定期的なキャッシュフローが得られる」点にあります。配当という形で、毎年・半年ごとに現金が入ってくる。それを再投資したり、生活費に充てたりするというライフスタイルを目指している方が多いと思います。

一方でファンディーノは、配当がほぼなく、換金もできず、数年後のイグジット待ちというまったく異なる性質の投資です。

ただし、「まったく持ってはいけない」ということでもないかもしれません。ポートフォリオ全体の中のごく一部(例えば全体の1〜5%程度)を「夢を買う」感覚で使う、という使い方であれば、許容できる方もいるかもしれません。実際に、応援したい事業や社会課題に取り組む企業を応援したいという意味合いで参加している投資家も多いようです。

ただし、あくまでも「余裕資金の一部」という位置づけが大前提です。生活費の一部や、老後資金として頼るような性質の資金を充てるべき投資ではないと考えられます。

所長ダル
「夢を買う」という表現はわかりやすいですね。
車野アナリスト
そうですね。ファンディーノは「応援投資」という側面が強いサービスです。企業の成長を間近で感じたい、上場のニュースをともに喜びたい、という「楽しさ」や「共感」がモチベーションになっている投資家も多いようです。そういった非財務的な価値も含めて、自分にとってどう位置づけるかを考えることが大切かもしれません。

【まとめ】

・ファンディーノは金融庁登録の正規金融事業者であり、「怪しい」会社ではありません。2025年12月には自社もIPOを果たしています。

・仕組みはIPO前のベンチャー企業に少額から投資できる「株式投資型クラウドファンディング」で、利益の源泉はIPOやM&Aによるキャピタルゲインがメインです。

・リスクは高く、倒産による全損・流動性の低さ・情報の非対称性・配当収入が期待できないという点を正直に把握しておく必要があります。

・エンジェル税制という節税優遇がある案件もありますが、節税メリットと投資リスクは別物です。

・高配当投資とは性質が根本的に異なります。ポートフォリオ全体のバランスを考えたうえで、「余裕資金の一部」として検討するのが現実的と考えられます。

あなたは「未上場ベンチャーへの投資」に興味がありますか?
ぜひ、ご自身のポートフォリオのどこにどう位置づけるか、考えてみてください。


【免責事項】

本記事はAI(Claude/Anthropic社)を活用して作成したコンテンツです。情報の正確性・完全性を保証するものではなく、記載内容に誤りが含まれる可能性があります。

本記事は特定の有価証券への投資を推奨するものではありません。投資判断はご自身の責任において行ってください。株式投資には価格変動リスクがあり、元本が保証されるものではありません。

情報基準日:2026年6月8日

本記事に記載されている将来予測・試算に関する記述は、あくまで参考情報であり、実際の将来の業績・株価・配当を保証するものではありません。

本記事は税務・法務上のアドバイスを提供するものではありません。税金・法律に関するご判断は、税理士・弁護士などの専門家にご相談ください。

本記事で参照している第三者提供データについて、当ラボはその正確性・完全性について責任を負いません。最新情報は各社の公式サイトおよびIR情報をご確認ください。


【キャラクター注記】

本記事に登場する「車野蔵人(くるまの くろうど)」は、AIが生成した架空のキャラクターです。実在する人物・アナリストとは一切関係ありません。

© 高配当研究所

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